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2018.12.30
股関節痛と腰痛が同時に起こったら…その対処法・セルフケア教えます(^^♪
皆さんこんにちは(^^♪
年の瀬大晦日イブの12月30日です。
逗子はお天気めっちゃいいです😊
今年最後のブログは股関節痛&腰痛のセルフケアです😊
股関節痛と腰痛…どちらもよく耳にする症状ですよね。
当院の患者さんでも股関節痛は腰痛の次の次くらいに多い症状です。実は今日も股関節痛の方が来院されたのでこのネタにしました。
で、股関節痛の方の中には腰痛も併せ持っていらっしゃる方もこれまた多いんです。
今日はこの腰痛と股関節痛についてブログっていきたいと思います。
先ず、股関節痛や腰痛が起こるメカニズム、そしてこれらが同時に起こるメカニズムについてお伝えしていきますね。
では先ず、最も多い股関節の痛みっていうのはどうして起きるのかっていうと、その原因は…股関節が内側に捻じれちゃっている(内旋している)場合がすごく多いんです。股関節が捻じれていることで痛みが起こるんです。
股関節が痛いという人は、殆どの人が(膝)を前にあげる時に痛みます。
本来、股関節の正常な動きというのは、膝が外側に向いて上げていくのが正常な動きなんです。
股関節が痛い人は股関節が内側に捻じれているので、脚をそのまんま前に上げようとするとグググっと股のところで引っかかるような感じになります。だから痛むんです。
膝をまっすぐ前に上げようとする動きは股関節本来の動きではないのです。ちょっと外側に膝を開いて脚を上げるのが理想的なんです。
ところが股関節が痛い人は、脚を内側にねじる動きが強制的に起こっているんです。その原因は脚を内側にねじる(内旋させる)筋肉が硬くなってしまっている訳なんです。
で、それによって何が起こるかというとお尻の筋肉が引っ張られて突っ張ってしまいます。
お尻の筋肉が引っ張られることで、腰の筋肉や膜が引っ張られて「腰痛」になってしまうというメカニズムです。
股関節痛の人が腰痛を併発してしまうのはこんな感じなんです。
脚を上げるときにちゃんと膝が外に向かって上がっていけば股関節も痛くならないですむ訳なので。ほんじゃどうすればいいか?っていう話。
ここからがセルフケア…自分で股関節痛を回避する方法です。
それは、股関節を内旋する筋肉を緩めてあげればいいんです。
その筋肉は大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)という長ったらしい名前のついた筋肉です。
股関節の外側に付いていて、見つけやすい場所なので、これから皆さんにも紹介しますね。
立った姿勢で右と左に腰骨みたいなでっぱり(上前腸骨棘)と脚の付け根の骨がポッコリ感じられるところ(大転子)にかけて繋がっている筋肉です。
わかりにくい方は「大腿筋膜張筋」でググってみてください。多分すぐにわかると思います。
わかったらそこを、立った状態だととっても硬いので、座った姿勢でそこに親指をあてて、ぐ~っと押し込んでみてください。押したまま膝を内側にねじると「痛~っ」て感じるそこです。多分、ちゃんととらえられていると結構痛いかもしれません。痛気持ちいいくらいの強さがちょうど良いです。上手くとらえられると足の先の方までつ~んと響く感覚があるかも知れません。
ここをだいたい20秒~30秒ぐらい押していくとこの大腿筋膜張筋という筋肉が緩んできます。股関節を内旋させる筋肉が緩むわけなので、その状態で再度膝を上げてみるとスムーズに上がることでしょう。
はい…股関節痛と腰痛のセルフケア如何でしたか?
股関節痛でな人も、その予防となった時のために一度試してみてはいかがでしょうか? ガッテンです(@^^)/
今日も最後まで読んでいただいて有難うございました。
明日は大晦日。皆さんお揃いでどうぞ良いお年をお迎えください(^^♪
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2018.12.25
膜と整体(^^♪
こんにちは(^^♪
今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆さん年の瀬は如何お過ごしでしょうか?
当院では、寒さが増すにつれて腰痛の患者さんが増えています。
私事ですが…僕はこの12月から、自分自身のスキルを高めるために約半年間、整体の技術セミナーに参加しています。
これまでも多くのセミナーに参加してきましたが、今回のセミナーでは、
全身の「膜」のバランスを整えて関節の位置を正常にしていく整体技術を習得していきます。
全身の膜を調整して、ズレたり歪んだりしてしまった関節を解剖学、運動生理学的に正しい位置へ戻すことをやっていきます。
現在でも逗子新宿二丁目整体院では、身体の歪みを調整する手法で施術を提供させていただいていますが、
①更にアプローチの幅を広げたい。
②それによってもっと多くの整体難民(どこの病院や整体へ行っても治らない方々)を救いたい。
という思いから、常に新しい技術を勉強していきます。
「膜」を調整?
膜と言っても皆さんあまりピンとこないかもね😊
「膜」について少し触れてみます。
人間の身体を、例えば、全身を膜に覆われた一つの固体として想像してみてください。
人間の形をしたゴム風船のようなものの中に骨や筋肉や臓器などのパーツが定位置に浮かんでいるようなイメージです。先ず一番表面にある膜が「皮膚」です。そのすぐ下が「脂肪」。皮膚の下に脂肪…皮下脂肪。ここまでは普通にわかりますよね。
この二層は浅い層の部分の膜なので「浅膜」と表現します。更にその下…この浅膜をめくるとその下がスパイダーマンのスーツみたいな膜に覆われています。これが皆さんも最近よく耳にする「筋膜」です。
そしてこの膜スーツ(筋膜)の下というか裏側にくっついているのが「腱」とか「靭帯」とか「関節包」といった軟部組織です。
更に骨を覆う「骨膜」(こつまく)があって「関節」があるというイメージです。この筋膜から下を上記の浅膜に対して「深膜」と表現します。
どうです? ここでいう膜の定義みたいなものが何となく解りましたか?
人間の身体って大切な臓器とかを守るためにこんなに何層もの膜にガッチリと覆われているんですね。
僕が今勉強している整体技術は、この浅層と深層の膜を緩めて、膜が緩んだすきにその下にある骨を解剖学的に正しい位置に
どっこいしょと動かしていく技術なんです。
膜を緩めて骨を動かす…結構難しい技術です。人間の身体の内側の筋肉や関節の位置が3D画像のように鮮明に見えるくらいの
解剖学の知識と臨床での経験が不可欠です。 だから頑張って勉強しなくっちゃ。約半年間は、セミナー参加のため木曜日以外にも休診日とさせていただく日がありますが、何とぞご理解いただきたく思います。
年が明けて1月は9日(水)と10日(木)の二日間がセミナー出張になりますので予めご了承のほど宜しくお願いします。
今日も最後まで読んでいただいて有難うございます<m(__)m>
そして今年一年、皆様に支えていただいて本当に有難うございました。心から感謝致します。
どうぞ皆さん、有意義な年末年始をお過ごしいただいて良い新年をお迎えください。
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