今日から10月に入りました。
逗子は台風一過で晴天で風が強くて10月にしては少し暑いかも~😊
皆さんの身体は季節の変化に対応できていますか?
秋バテ…なんていう言葉も最近はよく耳にします。気温の変化にはくれぐれも留意して
秋を満喫しましょうましょう(^^♪
2018年10月の記事
さて前回のブログでは、猫背が結果でその原因は「骨盤」という話でした。
今日はその続きで骨盤と猫背の関係性について書いていきますね(^^♪
骨盤の前にまず背骨についてです。
私達の背骨は首の骨(頸椎)…7個、胸の骨(胸椎)…12個、腰の骨(腰椎)5個…あと仙骨、尾骨で構成されていて、背骨を横から見るとS字状の緩やかな曲線を描いています。
背骨は、約5㎏の重量がある頭を支えなければなりません。背骨がS字にカーブしているのは、この頭の重さ(重力)を分散してくれて無理なく支えるためです。
と同時にこのS字カーブは歩いたり走ったりするときに腰や下肢に負担がかからないように身体が受ける衝撃を受け止めるクッションの役割も果たしています。
この骨盤は私達の身体の中心に位置し上半身と下半身のバランスを保ったり内臓や生殖器を守ったりするなどの大切な役割を担っています。
しかも身体の中心にあるため骨盤にはとてもたくさん筋肉がくっついています。
それらの筋肉が程よくバランスを保つことで「骨盤」のポジションをキープしているわけです。
つまり…身体の前側と後ろ側の筋肉がバランスよく使われることで、骨盤はまっすぐに立つことが出来ているのです。
ところが日常生活の中では様々な原因によって、このバランスが崩れることがよくあります。
例えば…
●一日中デスクワークでPC作業をしている。
●ハイヒールを履いたり足を組んだりと身体の使い方が悪い場合。
●運動不足。
●加齢による筋力低下。
●心理的な要因(自信がない等)
以上のような原因から骨盤周りの筋肉のバランスが崩れてしまうことがあります。
つまり骨盤の前側の筋肉がこわばって縮むと骨盤は前に倒れます。 一方、骨盤の後ろ側の筋肉が強張って縮むと骨盤は後ろに倒れます。
このように骨盤が前に傾いたり後ろに傾いたりした状態は正常な自然な姿ではありません。
骨盤は上半身を支える土台です。 土台がまっすぐ立っているからこそ、その土台の上に載っている上半身もバランスよく立っていられるわけです。
ではその大事な土台(骨盤)が前や後ろに傾くとどうなるでしょう?
当然、全身のバランスが崩れますよね。
私達の身体はとてもロジカル(論理的)にできていて、その崩れたバランスを自分自身でなんとか補おうとするんです。身体のどこかが出るとどこかが引っ込むということです。
骨盤の前傾、後傾は、この崩れたバランスを補うためにその影響が身体のほかの場所に連動して現れるんです。
骨盤が前に傾くとおなかが前にでてお尻は後ろに突き出ます。
姿勢が良い人の場合は、S字カーブを描く背骨は腰のあたりで少しだけ反っていますが、骨盤が前傾するとその反りが強くなっていわゆる「反り腰」になってしまいます。反り腰の人は脚は内股気味になる人が多いです。
骨盤の変化は上半身にも影響して…骨盤が前傾して腰の反りが強くなるとその反動で背中が丸くなってしまいます。
これらはすべて骨盤が前に傾いていることの帳尻を合わす…バランスをとるための変形なのです。
一方、骨盤が後ろに傾くと、お尻が引っ込み腰が丸くなっていきます。脚はガニ股、外股ぎみになります。膝が伸びず曲がっている人が多いです。上半身は背中全体が丸くなって肩が前に出る傾向があります。
このように、骨盤の前傾、後傾によって身体には連動した変化が生じます。そしてその結果として様々な「猫背」が生まれることになるのです。
骨盤の傾きが猫背をつくるというのはこういうメカニズムからです。
逗子新宿二丁目整体院の整体では、この骨盤にアプローチしてあなたお身体のバランスを調整していきます。
猫背が気になる方はどうぞご相談ください(^^♪
今日も最後まで読んでいただいて有難うございました<m(__)m>
当院では、お客様の身体のゆがみを整えてバランスのいい状態に整体していく施術を提供しています。
腰痛や肩こり、膝痛の方も、身体のバランスさえ整ってくると、結果的に痛みが無くなっていきます。
今日のブログのテーマは、その歪みの中でも最近特に多い「猫背」についてです。
この「猫背」…本人も猫背に気づいていらっしゃるものの、なかなか改善できずに当院へ来られるケースも多いです。
●猫背はなかなか治らないの?
子供の頃、姿勢の悪かった人は、ご両親や先生から「姿勢を良くしなさい」とか「背筋を伸ばしましょう」とか注意された覚えがあるのではないでしょうか?
注意されたことで、意識して姿勢を良くしようと努力した人もいると思います。
果たしてその努力は
実を結んだでしょうか?
おそらくそれで姿勢が良くなった人はほとんどいなのではないでしょうか?
一般的に猫背は「背中が丸くなった状態」と考えられていますよね。それならば、やるべきことははっきりしています。丸まった背中を伸ばせばいいわけです。
でもそれがわかっているけど出来ない。続けられないのです。
努力して背筋を伸ばしても、無理に伸ばした背中はちょっとでも気を許すとたちまち元に戻ってしまいます。 この繰り返しです。
実はこれって、大人も子供も事情は変わりません。
当院に来られる患者さんがよくこぼされる言葉があります…「いい姿勢を心がけてはいるんだけど、すぐに戻っちゃうのよね。正直言って猫背の方がワタシ楽なんですよ~」って。
その通り…そうなんです。猫背の方が楽だから、その楽な姿勢を本人の脳がそこをベストなポジションとして認識して定位置みたいになってしまっているんです。
よく整体の本や健康情報誌などに「正しい姿勢は疲れません。あなたが正しい姿勢をとれるようになれば同じ姿勢を長く続けても疲れなくなります」と書いてあったりします。
本当でしょうか?
残念ながら、「正しい姿勢は疲れない」というのは、既に猫背になっている人には当てはまらないんです。猫背の人にとって正しい姿勢は疲れます。猫背の方が楽なんです。
だからあな
たの猫背が今の今まで治らなかったのです。
ただ、猫背が楽だというのは、猫背が身体に負担をかけないという意味ではありません。実際猫背は身体に負担をかけます。
その証拠に猫背がひどくなれば、肩こりや頭痛、腰痛などの様々な症状が出てきます。
確かに正しい姿勢の方が身体に負担はかからないというのは事実ですが、一旦猫背が身についてしまった人にとってはその身に付いた姿勢の方が楽に感じられるのもまた厳然たる事実なんです。
そのため、猫背の人は、整体やカイロプラクテイックなどの手技療法で背骨を矯正して整えたとしても、元の悪い状態に戻ろうとする力が必ず働きます。 それは、身体(脳)が長年にわたって固定された猫背の状態を記憶しているからなんです。「このポジションが僕の定位置なんだもん」とばかりに。
猫背の形状が脳に記憶されて、それが長年にわたって固定化されてしまうと、猫背のまま筋肉だけでなく背骨や骨格までもが猫背仕様になってしまっているという現実があります。そうなると、本人がいくら治そうと努力してもなかなか改善しません。
常にいい姿勢を意識して猫背を治すというような「意識する系」の猫背治しの方法は、少なくとも猫背が強固に形状記憶された人にとっては実りのない方法と言わざるを得ないでしょう。 姿勢から意識を外した途端に楽な猫背に戻ってしまうからです。
●間違った猫背の治し方…
世の中には様々な猫背改善法が出回っています。
例えば…
〇胸を張るようなストレッチを繰り返す
〇肩甲骨を背中で寄せる運動を毎日行う
〇いつもあごを引く
等々。
猫背といっても、ただ背中が丸くなっているというパターンだけではありません。
猫背はいくつかのタイプに分けられます。
例えば上記の方法では、「背中全体が丸い」「肩が前に出ている」「顔が前に突き出している」みたいな三つのタイプ別に目立った特徴を手っ取り早く改善しようとする目的の…いわゆるタイプ別の対応策です。
しかし、丸い背中や突き出た顔に気を取られてそこだけとりあえず手っ取り早く治そうとしてもそれだけでは解決策にはなりません。
また、筋力の低下も猫背を引き起こす原因の一つなので猫背改善策として背筋の筋トレを推奨する人もいます。
しかし筋力がつけば猫背が改善するかというと疑問です。
場合によっては筋トレによって逆に猫背が悪化することにもなりかねないです。むやみに筋トレをすればいいというものではありません。
何故か…猫背で丸くなってる筋肉は、そもそも筋力自体は弱くなく、むしろ逆に強くなって盛り上がっているエースも少なくありません。
既に強くなっている筋肉を、しかも猫背仕様に固まった筋肉をさらに鍛えたところで猫背が良くなるでしょうか? そんなわけないですよね。
このような間違った方法…というよりその猫背の曲がった部分だけにフォーカスした方法では猫背はなかなか治らないというのが悲しい事実です( *´艸`)
ではどうすればいいの?
私達の身体はとても論理的にできています。
猫背という状態を「結果」と捉えて考えた場合、その結果をもたらした「原因」が私たちの身体のどこかに必ずあるのです。
つまり背中が丸まったりアゴや肩が前に出ていたりするのは「結果」に過ぎないのです。正しい姿勢をとろうとしてもなかなか定着しないのは、「原因」に手をつけずに結果の部分だけを何とかしようとしているからなんです。
その「結果」をもたらしている「原因」とは果たして何だと思いますか?
それはズバリ…「骨盤」です。
骨盤は身体の土台。家でも土台が傾くと柱や壁がゆがんできますよね。それと同じ理屈です。
逗子新宿二丁目整体院では、この骨盤と背骨の関係性に重点を置いて整体し、姿勢の改善に向けて患者さんと共に考え取り組んでいきます。
今日も最後まで読んでいただいて有難うございます<m(__)m>
今日から10月に入りました。
逗子は台風一過で晴天で風が強くて10月にしては少し暑いかも~😊
皆さんの身体は季節の変化に対応できていますか?
秋バテ…なんていう言葉も最近はよく耳にします。気温の変化にはくれぐれも留意して
秋を満喫しましょうましょう(^^♪
今日のテーマは逗子新宿二丁目整体院の整体でも施術している首、頸の歪みからくる頭痛・肩こりについてです。
「ガンコな頭痛肩こりは首の歪みから?」
首はとても働き者。 それは上に頭が載っているからです。
頭の重さは、体格によって4~6㎏…体重の8分の1…体重の13%とか言われています。
とにかく重いです。 16ポンドのボーリングの玉ぐらい?
その重い頭を支えている首というのは、7つの骨(頚椎)から出来ています。
頚椎の7つの骨は、第一頚椎~第七頚椎と呼ばれ、略してC1~C7とも呼んだりします。
背骨(脊椎)は他にも、胸椎(12個)・腰椎(5個)・仙骨・尾骨がありますが、首の骨が前後左右に最も大きな動きを出せます。
<利点と弱点>
そもそも背骨は構造的に「運動性」と「安定性」を有していて、どちらが欠けても生活に支障が出ます。
運動性を高めれば不安定になりやすく、安定性を高めれば動かなくなります。背骨はその2つの性能をバランスよく備え、快適な生活を可能にしてくれています。
しかしその背骨も、使い方を間違えると負担が大きくかかり、やがて壊れます。
<機能と負担>
顔には目耳鼻口などのセンサー(感覚器)があります。そして視・聴・嗅・味の情報を得るために活動しています。
情報を正確に得ようとするためには感覚器を目標物に対して向かわせなければなりません。その時、首が大きな役割を担うのです。
首には、捻る(左右に)と倒す(前後左右に)の動きがありますが、筋および関節の働きに異常が起こると「滑らかに」動きません。
しかし、その状態で(実際は問題が生じているにも関わらず)何気なく使い続けているうちに退行性の変化が現れます。
単純な動きでは支障が少ないのですが、不正姿勢が加わる事で負担が増大します。
硬質の頭を弾力のある首が支える。硬質の頭が傾けば、首はそれ以上倒れまいとして緊張します。
なので首が傾き続けている人は筋緊張が慢性化します。
私達は何気なく頭を動かし傾けたりしていますが、頭ではなく首が動いていると再確認するべきなのかも知れません。
1、症状
負担をかけながら知らず知らず首を使っていると、本来の筋力が低下し、むち打ち・寝違い・捻挫などのような急性痛や、肩こりのような慢性痛を引き起こしやすくなります。
首の状態が酷くなると、頭痛・吐き気・手の痺れなどの発症率も上がります。
首周辺には自律神経(交感と副交感)や脊髄神経(腕や手を支配)、頚椎を通る椎骨動脈(脳幹や小脳に栄養を送る)が存在し、首の状態がこれら神経や脈菅に影響を与えることがあります。
おおむね首に強い力が瞬間的に加わる場合や先天性のものを除けば、
普段の使い方(長期不正姿勢)により発症するケースが多いと言われています。
2、診断
上記の症状が強く出てきて、なかなか辛さが消えない場合に病院で診てもらうとします。
レントゲンやMRIを撮る検査で骨などに異常があれば「(変形性)頚椎症」と診断されることがあります。
頚椎症の分類名いろいろ
①単純型
退行性病変を起こした頚椎が、靭帯や関節包を刺激し炎症を起こす。首肩への凝り・疼痛など。
②神経根型
退行性・進行性病変により頸神経根を刺激する。その神経支配区域への疼痛・痺れ・感覚異常・筋力の低下など。
③椎骨動脈型
首を後ろ側に倒すことにより一過性の脳虚血を起こす。めまい・ふらつき・悪心・耳鳴り・頭痛・突然意識を失う・転倒など。
④交感神経型
胸の圧迫感・動悸・偏頭痛・血圧上がる(下がる)・めまい・耳鳴りなど。
⑤脊髄型
椎間板ヘルニアなどにより脊髄を圧迫。手(足)の感覚や運動障害・平行失調・失禁など。
⑥食道圧迫型
頚椎前面に骨棘などが形成され食道を圧迫。上胸部・咽喉の違和感など。首肩背中の凝り感を伴う事もあります。
⑦混合型
上記①~⑥を併発する。
頚椎症以外では、胸郭出口症候群なども肩こり等を引き起こします。
必ずしも変形=疼痛とは言えませんが、変形が強まると症状のリスクは増えます。
症状を強めない為には、首に負担が掛からないよう頭の位置を変える必要があります。
逗子新宿二丁目整体院の整体では、こういった症状にも丁寧に施術していきますが、
今日は、簡単な自己改善法を紹介しますので、症状のない方も是非継続してやってみてください。
・姿勢の癖を意識する
本来は頭や首に衝撃(外力)が加わって骨の位置が変化した場合を除き、普段の日常生活で培われたこの姿勢癖が改善の妨げをします。
・おなかを伸ばす
姿勢を良くしようとすれば腰を反ってしまいがち。そうすると腰が疲労し長続きしません。そのためポイントは身体の前面(腹部)を伸ばすことで「前のめり姿勢」から「起こした姿勢」に変えることが出来ます。
・あたまは宙へ
イメージを必要としますが、頭が宙に引っ張られている(真上に)感じです。アタマが上ではなく前に行ったり、アゴが上がって見上げるかたちをとってしまうのはダメです(修行不足です)。なるべくアゴを引いて頭頂部で真上に引っ張られましょう。
整体の施術では、滑らかに首を動かす(使える)為に筋・関節の調節が必要になりますが、同時にこれらの自己改善法を続けることが大事です。
「首」という文字を用いる言葉は大抵、重要な事柄を表します(「首都」や「元首」、「クビになる」など)。
皆さんも、どうぞ「美しい首作り(?)」を目指して頑張りましょう(^^♪