肩こりや腰痛は国民病と呼ばれており、身体の痛みの中でも特に悩まれている方が多いといわれています。身体に痛みが生じる原因はいろいろありますが、姿勢が大きな要因の一つとなっていることは多いです。肩こりや腰痛は重労働をしている人よりもデスクワークをしている人に多い悩みです。デスクワークでは、前傾姿勢などの身体に負担のかかる姿勢になりやすく、長時間同じ体勢を維持することになります。身体の痛みの多くは、筋肉疲労や血行不良が原因です。デスクワークをしている方は、重労働の方に比べて筋肉が鍛えられていない分、筋肉疲労も起こしやすくなっているのです。
また、交通機関の発達により歩く機会が減っている現代では、昔に比べて足腰の筋肉が使われなくなっています。筋力が低下すると筋肉は疲労しやすくなります。このように、筋肉疲労を引き起こす習慣が多いほど、身体の痛みは生じやすくなるのです。